バウエル腸セラピーって便秘改善以外に何か効果や変化がありますか?【新宿で体質改善ならリラクゼーションサロンcahAya】

ご来店の方の多くは、便秘や残便感が気になるってお悩みの方が多いです。

 

でも最近ではTVや雑誌で『腸』や『腸内フローラ』について取り上げられることが多いせいか、便秘とかではないけど腸が健康に良いって聞いたから気になって来てみました。という方も増えています。

 

こんにちは!!

新宿隠れ家リラクゼーションサロンcahAyaセラピストの出口です。

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

 

今日は『バウエル腸セラピー』についてお話していきたいと思います。

 

腸が疲れてるっていうと便秘とか下痢とか・・・

そんな自分の体感しているものが関係しているだけと思いがちですが、実は腸は健康や美容にとっても重要な働きをしているんです。

 

腸って?

腸は、小腸(十二指腸・空調・回腸)と大腸(盲腸・結腸・直腸・肛門)の総称です。主な働きとしては消化や吸収、排泄などになります。

口から摂取した食べ物は、十二指腸や小腸で消化吸収され、大腸に運ばれ、水分を吸収された後に大便として排泄されます。

 

大腸には乳酸菌や大腸菌などの腸内細菌が100種以上も存在していて、食物繊維を分解したり、感染を予防したりする働きを持っています。さらに、免疫やホルモンバランス、皮膚、精神など人の健康にかかわる重要な役割を担っているのも腸なんです。

 

 

多くの人に『腸の働きってなんだと思いますか?』と聞くと、ほとんどの人が消化吸収、排泄までしか出てきません。ですが、それ以外にも腸には重要な働きがあり、そのほとんどが腸内環境や100種以上の腸内細菌との関わりが影響しているんです。

 

あまり知られていない腸の働きとは?

消化吸収や排泄以外でも重要な働きを持っている『腸』。その働きこそが今、健康や美容に関係し腸が注目されている理由ではないかなと思います。

 

では、あまり知られていない腸の働きを簡単にまとめましたのでご紹介しますね。

 

■免疫力を強化・正常化

腸内環境が整ってる腸では、人の免疫のおよそ7割を担っている腸内免疫細胞を善玉菌が刺激することによって免疫力が強化されます。そのため、免疫が正常な状態を保つことにより、アレルギー症状が軽減・改善することが期待できます。

 

■感染予防

腸内の善玉菌が有機酸を生成することによって、腸内環境が酸性化します。そのため、病原菌の減少や悪玉菌の繁殖が抑えられ、病原菌からの感染予防に役立ちます。

 

■必須ビタミンの合成

腸内に住む善玉菌は、ビタミンB群やビタミンKなどを生成する働きがあります。そのため、生成されたビタミンB群により、美肌効果や疲労回復効果が期待できます。

 

■ホルモンバランスをコントロール

消化管ホルモン(GLP-1)の分泌や抑制によって、血糖値をコントロールしたり、食欲を抑えたりする効果が期待できます。

 

■アンモニアや硫化水素の生成を抑える

腸内の善玉菌が優勢になると、悪玉菌が減少します。それにより、がんの原因にもなるアンモニアや硫化水素の生成が抑えられ、がん予防や体臭の軽減などが期待できます。

 

■自律神経や精神ネットワーク

「第二の脳」と言われている『腸』。消化器官である腸ですが、自律神経とも大きなかかわりを持っています。不安や緊張などの強いストレスによって自律神経が乱れ、突然腸が活性化したり、腸管がマヒすることにより腸内の水分調整が正常に働かなくなり、便秘や下痢の原因になってしまう事があります。

また、腸には独自の精神ネットワークが構成されている為、脳からの指令が無い場合でも単独で活動できるとも言われています。

人だけでなく、多くの動物は脳がストレスを感知すると、下痢や便秘などの症状があらわれます。これは、脳が腸へ向け自律神経を介してストレスの刺激が伝わる為の反応です。精神安定に関わっているセロトニンも、このストレスの刺激により、腸内環境が悪化することによって阻害されてしまい精神不安やイライラが起こります。また、反対に腸内に病原菌などが発生すると、脳が不安を感じると言われている事からも、脳と腸は密接な関わりがあると考えられています。

 

細菌が関係している腸内環境

一般的に腸内環境とは、腸内細菌のバランスの事を指しています。腸内にはおよそ100種類の細菌が100兆個生息していると言われています。人間の腸内には、健康に有用な善玉菌、有害な悪玉菌、そしてどちらでもない中間の日和見菌の3種類に分類されています。

 

これら3種類の菌は、互いにバランスをとりながら生息しています。健康な人の腸内細菌は、中間の日和見菌が一番多く、次に善玉菌、悪玉菌は少数だと言われています。善玉菌が増殖し、腸内環境が優勢になると、免疫力が上がり、心身共に健康的な状態になる為、美肌効果や肥満予防などが期待できます。

反対に悪玉菌が優勢になってしまうと、免疫力が下がり疲労や体調不良、肌荒れや便秘、病気の原因にもつながってしまいます。

身体が健康である為には、腸内環境を整え、善玉菌を増やすことが大切です。

 

腸内環境を整え健康である為に

身体の健康には、腸が重要で密接に関係していることは少し理解して頂けたかと思います。腸を健康に保つためには腸内環境をしっかり整え、悪玉菌の増殖を防ぎ、善玉菌を増やしていかなくてはいけません。

 

善玉菌を増やすために今日から出来ることはまず食事です。

乳酸菌や発酵食品などを含んだ食材を継続して摂取することで、善玉菌が常に腸内に補充され、腸内細菌のバランスを保ってくれます。

また、オリゴ糖や食物繊維を摂取することにより、腸に善玉菌のエサを送り善玉菌を増殖させて整腸作用を促します。オリゴ糖や食物繊維は、野菜や果物、豆類などに多く含有されていて、消化や吸収をされず大腸に到達、善玉菌の栄養源となりもともと腸内に生息しているビフィズス菌や乳酸菌の増殖を促進します。

また、食物繊維は便秘予防などの整腸作用や腸内環境を改善する効果の他にも、血糖値の上昇を抑えてくれる働きが期待できます。

 

 

腸内細菌の個体差は非常に大きく、人それぞれ指紋のように異なっていますが、腸内の粘膜に生着している腸内細菌の種類は、基本的に一生変わる事はないと言われています。

 

お腹の中にいる赤ちゃんは無菌状態。分娩時に母親の産道を通る時に、産道の細菌を飲み込むことで、初めて体内に細菌を入れ、母親の腸内細菌を受け継ぐことになるのです。また、帝王切開の場合は、母親の産道を通らない為、生まれてきた子供は、手術室の細菌の影響を受けることになります。

細菌の種類を変えることはできませんが、善玉菌を優位にするなどのバランスを変えることは日常の生活習慣や食生活で可能になります。

 

 

そんな腸内細菌のバランスはいろいろな原因で崩れてしまう事があります。例えば『抗生剤』。抗生剤を飲むと、腸内の悪玉菌だけでなく、善玉菌も殺してしまいます。そのため、抗生物質を服用した後に、便秘や下痢、腹部膨満感などの腹部症状が出る方もいます。特に腸粘膜が大人に比べて未成熟な幼児などは注意が必要です。

 

また、身近なもので『人工甘味料』も腸内細菌に影響を与えると言われています。人工甘味料は砂糖よりも甘味が強いため、甘いものを食べたいという欲求は一時的に満足できるかもしれません。ですが、摂り過ぎてしまう事で、甘味に関する感受性を下げ、物足りなくなり摂取量が増えてしまうという悪循環になりかねません。

また、本当の意味で脳が満足しているわけではない為、痩せるどころか肥満傾向になる可能性もあります。

 

人工甘味料の種類は色々ありますが、よく使用されているものだと「サッカリン」「スクラロース」「アスパルテーム」などです。ぜひ食品を購入する時はこれらの人工甘味料が使われていないか確認する事も、腸内環境のバランスを整える為に必要なのではないでしょうか?

 

このように「腸」には消化吸収や排泄だけでなく、健康や美容に関わってくる大切な器官です。便秘じゃないから腸セラピーは関係ないと思っている方も多いと思いますが、便秘以外にも腸の疲れが原因の症状はたくさんあります。

 

肌荒れ・冷え・むくみ・不眠・生理痛・花粉症・免疫力の低下・痩せにくいなど、対策をしてみたけれど変化が感じられない、すぐに戻ってしまうという方は、腸が原因の方も多いです。

 

 

いつまでもきれいで、元気に生活を送っていく為にも、腸内環境を整えてみてはいかがでしょうか?

cahAyaのバウエル腸セラピーでは、腸の元々持っている働きを取り戻し力を高めていくお手伝いをしています。もしあなたが今、何かの不調を感じていて、その原因がもしかしたら腸かもしれない…と思うようであれば、今すぐご連絡くださいね。

 

 

ayako